キャスト・スタッフ

  • 泰子初音映莉子

    1982年3月24日生まれ。東京都出身。16歳でCMデビュー。CMやドラマに出演後、『ノルウェイの森』(10/トラン・アン・ユン)で国内外の注目を浴び、ハリウッド映画『終戦のエンペラー』(13/ピーター・ウェーバー)のヒロイン役で海外映画にも進出。その他の主な出演映画に『ミツコ感覚』(11/山内ケンジ)、『ガッチャマン』(13/佐藤東弥)、『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』(14/佐藤信介)などがある。また最近の主な出演舞台に「死刑執行中脱獄進行中」「アルカディア」「自己紹介読本」などがある。11月には「この熱き私の激情」(マリー・ブラッサール演出)に出演。

  • 高良健吾

    1987年11月12日生まれ。熊本県出身。『ハリヨの夏』(06/中村 真夕)で映画デビュー。以降、『蛇にピアス』(08/蜷川幸雄)、『ソラニン』(10/三木孝浩)、『軽蔑』(11/廣木隆一)、『シン・ゴジラ』(16/庵野秀明)など話題作に出演。『悼む人』(15/堤幸彦)、『きみはいい子』(15/呉美保)などでは主演を務めた。『横道世之介』(13/沖田修一)では第56回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞、日本映画界を代表する俳優となった。その他の出演作に、大河ドラマ「花燃ゆ」(15/NHK)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(16/CX)、連続テレビ小説「べっぴんさん」(16/NHK)、『彼女の人生は間違いじゃない』(17/廣木隆一)など。WOWOW連続ドラマW「バイバイ、ブラックバード」は2018年OA予定。

  • 直子草刈民代

    1965年5月10日生まれ。東京都出身。小学2年からバレエを始め、84年牧阿佐美バレエ団の正団員となる。以降、日本を代表するバレリーナとして国内外で活躍。また、女優として『Shall we ダンス?』(96/周防正行)に主演し、数々の賞を受賞する。09年にバレリーナを引退。以降女優として活動し、主演作『終の信託』(12/周防正行)では第36回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。近年の出演作に「大河ドラマ 龍馬伝」(10/NHK)、「ドクターX~外科医・大門未知子~」(16/EX)、帯ドラマ劇場「やすらぎの郷」(17/EX)などがある。

  • 佐伯亜里砂藤井武美

    1994年12月5日生まれ、東京都出身。11年、「高校生レストラン」(11/NTV)でデビュー。以降、TV、映画、PVにと活躍の幅を広げる。『桐島、部活やめるってよ』(12/吉田大八)、『悪の教典』(12/三池崇史)、『東京シャッターガール』(13/寺内康太郎)、など話題の映画に立て続けに出演。13年、「ぴんとこな」(13/TBS)、14年「紙の月」(14/NHK)などドラマでも活躍。17年、『猟奇的な彼女』や『僕の彼女はサイボーグ』などで知られるアジア映画界を代表する監督、クァク・ジェヨンの作品『風の色』(2018年正月第二弾公開予定/クァク・ジェヨン)では、全国公募オーディションで約10000人の中からヒロインに選ばれ、出演が決まった。

  • 山信太郎黒田大輔

    1977年12月9日生まれ、千葉県出身。小劇場で活動しながら、05年、『La・fuosaje 愛をつく女』(05/沖田修一・前田司郎)、『進め!』(05/沖田修一)で映画界に進出し、TV、映画、CMなど多方面に活動の場を広げる。近年の主な出演作品に、TV「天皇の料理番」(15/ TBS)、「この街の命に」(16/WOWOW)、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(16/NHK)、「カルテット」(17/TBS)、映画『滝を見にいく』(14/沖田修一)、『シン・ゴジラ』(16/庵野秀明・樋口真嗣)、『バースデーカード』(16/吉田康弘)、『海賊とよばれた男』(16/山崎貴)などがある。『恋人たち』(15/橋口亮輔)では、第30回高崎映画祭の最優秀助演男優賞を受賞。

  • 吉村市川由衣

    1986年2月10日生まれ、東京都出身。01年、「渋谷系女子プロレス」(EX)でドラマデビュー。以後、「ダークスーツ」(14/NHK)、「木曜時代劇 まんまこと~麻之助裁定帳~」(15/NHK)、「恋仲」(15/CX)、「オンナミチ」(15/NHK BSプレミアム)などに出演。03年、『呪怨』(清水崇)で映画デビュー。以降の出演作に、『ひゃくはち~我ら補欠 夢と煩悩のかたまり~』(08/森義隆)、『罪とか罰とか』(09/ケラリーノ・サンドロヴィッチ)、『初夜と蓮根』(13/山口正紘)、『TOKYO TRIBE』(14/園子温)、『迷宮カフェ』(15/帆根川廣)など。14年公開の安藤尋監督作品『海を感じる時』では主人公・恵美子を大胆かつ繊細に演じ、17年は『愚行録』(石川慶)、『アリーキャット』(榊英雄)にも出演している。

  • 泰子の父親村上淳

    1973年7月23日生まれ、大阪府出身。92年「アルファベット2/3」(CX)でドラマデビューし、93年には『ぷるぷる 天使的休日』で映画デビューを果たした。『ナビィの恋』(99/中江裕司)、『不貞の季節』(00/廣木隆一)、『新・仁義なき戦い』(00/阪本順治)の3作品で、第22回ヨコハマ映画祭・助演男優賞を受賞。 近年の出演作に『銀と金』(17/TX)、「山田孝之のカンヌ映画祭」(17/TX)、『2つ目の窓』(14/河瀬直美)、『新宿スワン』(15/園子温)、『グラスホッパー』(15/瀧本智行)、『PとJK』(17/廣木隆一)、『AMY SAID エイミー・セッド』(17/村本大志)などがある。

  • 岡本木場勝己

    1949年12月30日生まれ、東京都出身。舞台を中心に活動、井上ひさし作品や翻訳劇、蜷川幸雄演出作品に多数出演している。ドラマや映画にも活躍の場を広げ、「3年B組金八先生」(TBS)シリーズの千田喜朗校長役はお茶の間に広く知られることとなった。近年の出演作にドラマ「天皇の料理番」(15/TBS)、「水族館ガール」(16/NHK),「小さな巨人」(17/TBS)、映画の主な作品としては『午後の遺言状』(95/新藤兼人)、『駆込み女と駆出し男』(15/原田眞人)、『モヒカン故郷に帰る』(16/沖田修一)などがある。その演技力は高く評価されており、これまでに、第10回読売演劇大賞最優秀男優賞、第57回文化庁芸術祭優秀賞、第42回紀伊国屋演劇賞個人賞などを受賞している。

  • 監督安藤尋

    1965年生まれ、東京都出身。早稲田大学在学中より映画制作の現場に参加。助監督を経て、93年に成人映画で監督デビュー。03年の魚喃キリコ原作『blue』では、主演の市川実日子が第24回モスクワ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した。主な作品は、 『pierce LOVE&HATE』(96) 『ココロとカラダ』(04)オムニバス映画『ZOO』(05) 『僕は妹に恋をする』(07)など。中沢けいの原作を映画化した『海を感じる時』(14)は、第44回ロッテルダム国際映画祭スペクトラム部門に正式出品され、主演の池松壮亮には日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞をもたらした。近年のその他の監督作品に、『花芯』(16)など。

  • 脚本家本調有香

    大阪府出身。スクリプターとして神代辰己監督や藤田敏八監督についた後、神代監督の勧めで『インモラル・淫らな関係』(95/神代辰己)を共同執筆し、脚本家デビュー。以後、脚本家として『目を閉じて抱いて』(96/磯村一路) 、 『pierce LOVE&HATE』(97/安藤尋) 『blue』(03 /安藤尋)『人のセックスを笑うな』(08/井口奈己)などを手掛けている。今回、安藤尋監督とは、『blue』以来、14年ぶり待望のコンビ復活作品となる。

  • 音楽家大友良英

    1959年生まれ、横浜出身。日本はもとより世界各地で活動し、多くのアーティストとコラボレーションを行っている。2011年の東日本大震災を機に立ち上げたプロジェクトFUKUSHIMA ! の活動で2012年には芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門を受賞。また、ドラマや映画の音楽を多く手がけることでも知られる。「あまちゃん」(13/NHK)では、東京ドラマアウォード特別賞、レコード大賞作曲賞などを受賞。その他『blue』(03 /安藤尋)、『僕は妹に恋をする』(06 /安藤尋)、『色即ぜねれいしょん』(09/田口トモロヲ)、『その街のこども』(11/井上剛)、『orange -オレンジ-』(15/橋本光二郎)など。